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Produce 2008年5月アーカイブ
水源巡り①
2003年9月 パリ&コントレックス紀行(フランス)
普段はなかなか訪れる機会に難しいコントレックスの水源を訪れました。
コントレックスを生産(ボトリング)している工場を見学。水療法プログラムを体験。
豊かな自然環境に恵まれたコントレックス村を存分に堪能し、水に関する見識を深める良い経験と
なりました。
□コントレックス村ってドコにある?
Contrexeville(コントレックス村)は、フランス北東部・ヴォージュ
山脈に位置します。パリからTGV とローカル線を乗り継いで行く
のも良いですが、高速道路が充実しているので、車の運転が
できる方はレンタカーで行ってみるのもお薦めです。
※右の写真はコントレックス駅構内です
コントレックス村の隣町はVittel(ヴィッテル)。こちらも日本では
お馴染みのミネラルウォーターブランドです。どちらも高級リゾート
地として有名で、ヨーロッパの王侯貴族を始め、世界中から人々
が集まります。日本ですと軽井沢(長野)のような感じでしょうか。
コントレックスでは、1774 年にスパが誕生して以来、魅惑のスパ
リゾートとしても人気を集めています。中心部には本格的なスパ
施設があり、単にリフレッシュ施設としてだけではなく、医師が
監修するカリキュラムを導入したダイエットプログラム「フォルフェ
リーニュ」は、一度は体験してみたいものです。
ちなみに、当プログラムには健康保険が適用され、本格的な療法
として採用されているそうです。
通常、日本人など外来旅行者には当プログラムを受けることは
極 めて難しいらしいのですが、今回は特別に体験させていただく
ことができました。詳細内容は後述いたします。
□ミネラルウォーター『コントレックス』って何?
1760 年、ポーランド国王の侍医バガールが、コントレックス村の
湧水に関する論文を発表。
1774 年、ルイ15 世の侍医がコントレックス村内に最初のスパを
建設し、ヨーロッパを始め世界中の王侯貴族の間で大ブームに。
一躍コントレックスの名前が広まります。
※右の写真は村中心部にある公設水飲場です
1861 年、コントレックス村の湧水をボトリング(当時は瓶ボトル)
したものが、フランス厚生省によってナチュラルミネラルウォー
ター第1 号として公認されました。
1954 年から広告キャンペーンが大々的に展開され、ヨーロッパ
各地へ輸出されるようになりました。
1976 年、商品名が『コントレックス』になりました。
ミネラルウォーター『コントレックス』は、カルシウムやマグネシウム
などミネラルが豊富な水として世界中で人気を集めています。
カルシウムは1L 中に486mg 含有(200cc 牛乳に換算すると
2 本の含有量と同等)され、マグネシウムは1L 中に84mg 含有
(アーモンドに換算すると約20 粒の含有量と同等)されています。
更にカロリーゼロなわけで、これが「コントレックスはダイエット
ウォーター」と言われる理由です。
※右の写真は村内中心部の荘厳なオペラハウスの内部です
※右下の写真はコントレックス工場です
□コントレックス村での環境保全に関する取り組み
水源の周囲の土地は環境保護地域として指定され、徹底した
管理が行われています。
高品質なミネラルウォーターを生産するにあたり、クリーンな環境
は欠かせません。農薬などの有害物質により水源環境が汚染
される ことのないように自然農法が採用されていたり、害虫である
アブラムシの駆除のためにテントウ虫を放ったりと、50年先そして
100年先のことを考えて小さな取り組みを積み重ねています。
※右の写真はホテルの窓から望んだ村の風景です
□スパ施設(水療法センター)
医師が監修したカリキュラム。
そして健康保険が適用されるスパとは、
いったいどのような内容なのでしょうか?
本当に痩せることができるのでしょうか?
一部を紹介いたします。
フォーハンド
男女2 名の4 本の手で、横になった私の体をマッサージ。
ちなみに 全裸です。
タオル1 枚すら無く、まな板に乗ったマグロよろしく、驚愕の状況。
しかしながら、これが普通らしい。
たいていのことは受け入れられるくらいの器量はあると自負していました
が!
ちょっと萎える。。。
放水銃
正式名称が判らないので勝手に名付けてみました。
壁に手をつき、その後方から鼻歌交じりのオバサンが、消火ホースのようなもので放水。
凄い水流に負けじと踏ん張って耐える。
約3 分。屈辱的な時間。。。
プールエクササイズ
コントレックス村の水に満たされたプールですので、言わばコント
レックス水のプールというわけです。
ここは水着あり。
泳ぐでもなく、激しく動くでもなく、基本的に浮いてるだけ。
ただこれだけで痩せるらしいのです。
本当か??? 緩ぅ~いエクササイズ
※右の写真はプールエクササイズの様子
サウナ
休み時間に自由に過ごす場所です。
男女同室。基本的に全裸です。
現地の方があまりにも当然に過ごされていて、
逆に目のヤリ場に窮し、
早々に退出。
昼寝エリア
疲れたり、眠くなったら、自由に寝れるベッドが置いてあります。
家族の買い物に引き廻されて疲れたサンデーパパよろしく、
ちょっとした休憩エリアなわけです。
1 人1 人半個室のベッドが設置してあります。
喫茶エリア
基本的にバスローブ姿で館内をウロウロしてますから、ちょっと寒い感じなので、喫茶エリアの温かい
飲み物は助かります。
コーヒーとかココアとかがあったように記憶していますが、ペリエにフレッシュフルーツを絞ったコールド
ドリンクがあったので、ついつい目新しさで購入。
しっかり冷え込んで次のプログラムへ。。。
このようなプログラムが午前と午後に分けて実施されます。
2 日間に渡って全プログラムを体験したのですが、全プログラムといっても8 つくらいでしょうか。
本当に緩いカリキュラム。本当に痩せるのか心配になります。
さて、その結果はいかに?
実は・・・ 非常に驚きの結果なのです。
体験は細かな測定はありませんので、その後どうなったかの数値は判りませんが、
体感で申しますと、恐ろしくカロリー消費が進んでいるようです。
□宿泊ホテルで
朝はしっかり朝食を摂り、
各5~10 分程度のプログラムを2~3 つ受けた後はホテルでワイン付のフルコース昼食。
軽い休憩の後にまた2~3 プログラムを受けて15 時過ぎには終了。かなりゆったりした内容です。
食事摂取量(いや、アルコールによるカロリー摂取量)からして、
こんなに緩いプログラムで本当にダイエットか?と心配になる感じ
がしますが、実際に効果はあるようです。
水ソム高橋は、脂肪が非常に少ない体質のようで、そういった人種
がダイエットプログラムを行うと、言わばカロリー切れのようになり、
とにか く急激に眠くなったり、動きたくなくなる(いや、動けなくなる)
のです。
毎食腹一杯食べて飲んでいるのに。。。
※右の写真はランチメニューの中から前菜です
□本当のダイエットプログラムとは?
日本では、ミネラルウォーターをたくさん飲んでダイエットしましょう!的なプロモーションが行われている感がありますが、実際にはそんなもんではないのだと体感したわけです。
どのダイエット法が正しいか否かという論点は置いておいて、スパダイエットプログラムというものが、長い歴史と経験の中で人間の身体の本質から導き出した方法であることが判った気がします。
帰国後、エステさんや化粧品関係さんにイロイロと聴いてみたのですが、私が体験してきたものは、今のところ日本ではまだ本格的に行われていない方法のようですが、もちろん日本人でも効果が出る画期的な方法かもしれません。
摂食制限ナシ!
飲酒制限ナシ!
軽く楽しんで、いつの間にかダイエット。
信じ難いですが、事実です。
□コントレックス村の歴史
コントレックス村は小さな村ですが、その歴史は古く、ヨーロッパ各地の王侯貴族の避暑地として賑わった経緯から、カジノやオペラハウスなど歓楽施設が非常に充実してます。
カジノと聴けばバカラやスロットを思い起こしますが、ヨーロッパでのカジノの位置付けは“社交場”であるらしく、事あるごとに夜会が開催されるレストランやバーの意味合いが強いようで、施設内は基本的にレストラ
ン仕様。端に小さなゲームコーナーがあるような感じ。温泉ホテルのロビーを思わせます。
一攫千金を夢に集うのではなく、千金を有した者たちが社交に集う場所のようです。
□コントレックス村の環境
人が住む場所には、必ず商店があります。そんな地元の商店で買い物するのが楽しみな私ですが、ホテルや水療法センターの周辺に商店は見当たりません。土産物屋とかカフェとかだけです。私が探しているのは、スーパーマーケット(マルシェ)。すれ違う誰かに聞けば早いですが、フランス語は判らないし、まぁ時間にも余裕あるので、ブラリと散歩に出掛けてみました。
交通量も少ない交差点での看板。見ると【Vittel】。
えっ? あのヴィッテルのこと?
どうもコントレックス村の4km 先の隣町はヴィッテルらしいです。
どちらもミネラルウォーターブランドとしては日本人に馴染みある
名前です。
さて、ホテルから30 分ほどトボトボ歩いて、大きなショッピング
センターに辿り着きました。平屋造りですがかなり大きい。駐車場
も広い。かなりの品揃えです。
ミネラルウォーターのコーナーには見たことも無いアイテムが山のように積まれていましたが、お約束の酒コーナーと肉コーナーに直行。これ、食いしん坊の水ム高橋にはいつもと変わらない風景です。シャンパンとパテを物色。
さて、さすがフランス。ワインとパテの種類の豊富さよ。特にパテは何が何だか判らないくらいの数で、希望の量を切り分けてくれる、いわば量り売りシステムらしいです。とりあえずフランス語は全くダメなので、身振り手振りでお買い物。
夕食後のお楽しみが増えます。
水源巡り① 「2003年9月パリ&コントレックス紀行(フランス)」 おわり
